その際、医学物理士2名が同様に千葉県がんセンターより移ったようだ。
千葉県がんセンター 前立腺センター
前立腺センターの概要/千葉県がんセンターの当センターにおける最近の治療実績(件数)をみてみる。ロボット支援手術は2011年の23件から2015年の215件と増えている。ロボット支援手術は2012年4月からは健康保険適応となり、件数は139件と飛躍的に増え、その後も順調な推移である。
IMRTは2011年の116件から2015年の69件と減っている。2013年は105件であり、それ以降2桁である。IMRTの件数が減ったのはロボット支援手術の件数増大によるところが大であろうが東京ベイ先端医療・幕張クリニックの開院も少しは影響しているだろう。
Masayuki Kobayashi氏の論文で示したように千葉県がんセンターでは前立腺内に金マーカを埋め込んでのIMRT治療を行ってきた。前立腺センターの概要/千葉県がんセンターの強度変調放射線治療(IMRT)には以下のように書かれこの方式は変わっていない。
小さな金マーカーを前立腺内に留置させて頂き、画像誘導システムで位置を照合することにより誤差1mm以下の精度で治療を行っています。
東京ベイ先端医療・幕張クリニック 放射線治療装置 TrueBeam
医療機器のご紹介 | 東京ベイ先端医療・幕張クリニックをみると高精度放射線治療装置:TrueBEAM STx(Varian社製),ExacTrac(BrainLab社製)と書かれている。放射線治療外来|診療科案内|JR東京総合病院をみると治療計画装置も東京ベイ先端医療・幕張クリニックと同じ機器で「2016年6月に最新の放射線治療装置を導入」と書かれている。
放射線療法について|独立行政法人 労働者健康安全機構 千葉ろうさい病院には次のように書かれている。
リニアック照射装置「TrueBeam」、放射線治療計画装置「Eclipse」、データ管理システム「ARIA」、呼吸同期システム「RPM」、Varian社製による一つのベンダーから高度に統合されたシステムを用いております。
実績はまだ報告されていない新しい放射線治療装置での治療がいいか治療成績が報告されている病院での治療がいいか、その病院からメンバが移動しているという条件の場合、どちらで治療を受けるのがいいのか悩ましいところではある。
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