この論文自体はロボット支援手術と開腹手術をSEER-Medicare Linked Databaseに基づき、分析したものである。
2003年から2012に至るロボット支援手術、6,430例、開腹手術、9,161例を対象とした。
前立腺がん手術に占めるロボット支援手術の割合は、2003〜04年の13.6%から2011〜12年には72.6%に増加していた。
多分、2013年以降はもっと増えているだろう。日本もこの米国の割合に追いついていくのだろう。
論文の解析によるとロボット支援手術と開腹手術の全死亡、およびがん特異的死亡のリスクはほぼ同等だったと書かれれている。そうしてロボット支援手術は術後の追加治療の必要が有意に少なかったということだが、具体的にどのような治療が少なかったかはAbstract からはよく分からない。
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