小線源単独治療後のPSA値による予測

治療法によるPSA推移で小線源治療後のPSAの推移に関して篠原克人氏の講演での言葉とネットでの事例で示した。

小線源治療の場合、すぐにPSAは下がらず、低い値(0.1ng/ml)になるのは5年ほどかかり、さらに外照射よりPSA値は低くなるとのことだ。それはネットでの事例にも合致していることを確認した。

サイトにAndrea氏の論文_4〜5年後のPSA値による予測と題して記事を書いた。
カナダの British Columbia Cancer Agency Vancouver Centr Andrea氏を筆頭著者とする論文の紹介である。

4〜5年後のPSA値により、8年PSA非再発率、10年PSA非再発率の違いを示している。
4〜5年後の値が0.2以下の場合は8年PSA非再発率は100%であり、10年PSA非再発率は98.5%である。
1を超えた場合は8年10年とも0%という結果である。

ただ、これは小線源単独療法の結果(ホルモン併用もある程度含む)であり、T2b-T2cの患者は1434人中218人 (15.2%)とそれなりの数いることに留意する必要があるかもしれない。

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