PAACTでPartin Tables が以下のページで簡単に使えることをしった。
・Partin Tables | Johns Hopkins Brady Urological Institute
このツールの News Release のページは以下のとおり
・Updated Tool Now Available to Predict Prostate Cancer Spread - 01/03/2013
2006年から2011年までの症例に基づいて更新された前立腺がん病期分類ノモグラム(Partin table)ということで、2007年のPartinテーブルが更新されたものである。
MSKCC と同様に私のデータをいれて、表示することで紹介とする。
アクセスの前に病期などを準備する。
PSA: 8.22
GS:3+4
病期:T2aN0M0
PSA、GS、Clinical Stage を プル ダウンして表示されるものより選び、設定し、Find Results のバタンを押す。以下のことが分かる。
被膜内限局がん[OC: organ confined]の可能性:48%
被膜外浸潤がん[EPE: extraprostatic extension]の可能性:44%
精嚢湿潤の可能性[SV+: seminal vesicle involvement]の可能性:6%
リンパ節転移[LN+: lymph node involvement]:1%
MSKCCとそう変わらない。

----以下2017/03/23 ブログ記事投稿後に追記
このツールの元になる論文は以下のとおり。
・BJU Int. 2013 Jan;111(1):22-9.
AbstractのRESULTSの最後には以下のように書かれている。
Most men presenting with Gleason 6 disease or Gleason 3+4 disease have <2% risk of harboring LN+ disease and may have lymphadenectomy omitted at RP.私の場合は1%であり、確かにもし、手術をしたとしてもリンパ節郭清は不要だったろう。
Google翻訳
グリーソン6疾患またはグリーソン3 + 4疾患を呈する大部分の男性は、LN +疾患を有する危険性が2%未満であり、RPでリンパ節郭清を省略することができる。
なお、full textのTable 2の値をWebページで指定することで簡単に分かるようになったといえる。
私のOC(104)、EPE(72)、SV+(10)、LN+(4)というのはTable 2 より、Clinical stage T2a (n = 897) の内分けの人数だといえる。
-----2018/01/28 に追記
URLが変更になっていたので修正し実行すると以下のようになった。
被膜内限局がん[OC: organ confined]の可能性:58%
被膜外浸潤がん[EPE: extraprostatic extension]の可能性:36%
精嚢湿潤の可能性[SV+: seminal vesicle involvement]の可能性:4%
リンパ節転移[LN+: lymph node involvement]:2%
被膜内限局がん の可能性が増えたのはめでたいことだ。
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