この表題は原口統三の「死人覚え書」よりとった。サイトで延々と書いてきた「日乗」が治療の副作用に書いたように永井荷風の『断腸亭日乗』に由来するのに比し、なんと不吉で潔いことだろう。
最初に書いたのは今、最も関心のあるIMRT後のPSA値である。
以前、治療法によるPSA推移で紹介したスタンフォード大学の Mark Buyyounouski氏の講演の動画よりPSA推移の図をキャプチャーしリンクした。
更にその図より数値的なことを独断で解釈した。
もうひとつ名古屋市立大学のHayashi氏他の論文を紹介した。
IMRT治療を行った患者116人をIMRT単独でPSA非再発の場合、ネオアジュバントホルモン治療とIMRTでPSA非再発の場合及びPSA再発にグループ分けし、考察したものだ。
非再発のグループに関して以下のように書かれていることに安堵した。
PSA levels never increased by > 1 ng/mL from the nadir during a median of 37 months (range, 10-55 months).私訳
PSAレベルは決して中央値37カ月(範囲 10-55カ月)の間で最下点から1ng / mL を越えて増加しなかった。
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