藤野邦夫氏が訳した本ということで、ピーター・グリム『前立腺ガン』実業之日本社を借りて読み始めた。原本の共著者である John C. Blasko 、知らなかったので、どんな論文を書いているかなということで PubMed で検索したところ、Tribute to Peter D. Grimm, DO.をみいだした。Blasko 氏は既に退職されている。グリム氏は今年の2月20日に亡くなったということだ。
abstractのGoogle翻訳+私訳
ピーター グリム医師は2016年2月20日に63歳で亡くなりました。彼の死は、小線源治療のコミュニティに消えないの心の穴を残しました。専門知識と低線量率の前立腺小線源治療の開発により国内および国際的に認められました。初めて論文の著者、雑誌名、年度で論文を検索したのはグリム氏の各治療法のPSA非再発率に関してのメタアナリーシス論文だった。
TVシンポジウム「もっと知りたい!前立腺がん~あなたにあった治療の選択~」の国立病院機構東京医療センター 泌尿器科 斉藤史郎氏の映像の10分11秒あたりの資料の原本を示す "BJU INTERNATIONAL 2012 Peter Grimm" という情報からの検索でした。ビデオに撮っていたのを止めて、紙に書きうつしての検索だった。
いまならば、PubMed にそのまま検索語をいれてすぐに見つかるのだが、雑誌名より探し、それなりに時間がかかったことを覚えている。
グリム氏の論文の図は小線源を推奨するその治療成績として例えば、高リスク前立腺がんの治療法別成績【1】|ブラキ・サポート等に掲載されている。
Peter Douglas Grimm | Harvey Family Funeral Homeによると死因はうっ血性心不全と腎不全とのことだ。また、生涯にわたり、6,000人以上の人の患者を治療し、6,000人以上の医師を訓練したと書かれている。
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