SBRTと寡分割照射の比較

Prostate. 2023 Oct 25、full textを読む。 カナダの 2 つのセンターにおける 5 分割SBRTと中等度の寡分割放射線療法を報告した論文である。 低リスクまたは中間リスクの前立腺がん患者に対してSBRT単独(5回に分けて35〜40Gy)または寡分割放射線療法単独(20回に分けて60〜62Gy)を実施し、PSA非再発生存期間、PSA直下値、PSA直下値までの間隔、P…

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シン大阪・関西万博:橋が渡れない

大阪万博がピンチで森山高至さんのtweetより、万博終了後に解体撤去と杭の引き抜きを義務付けについて書かれたブログを紹介した。 同様にXへの投稿より以下の記事に至る。 大阪万博でAタイプパビリオンの相談を受けたんだが① | 建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」 Aタイプの某国パビリオンの設計実務の相談が来たという話で状況は悲惨なようだ。 建設が進まない、というかどこも…

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phi:前立腺癌のリスクを判定する補助手段

がん治療】注目の前立腺がん新検査「phi」で何がわかる? 2021年から保険適用に|日刊ゲンダイヘルスケアを読む。 「phiは、前立腺がん組織の中に蓄積しやすい物質([-2]proPSAなど)を採血で測定する。」と書かれているが、いまいちよく分からなかったので、検索し次のページをみいだした。ただし、会員登録しないと全文を読むことはできない。 ・新たな前立腺腫瘍マーカー:プロステートヘルス…

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前立腺癌診療ガイドライン 2023年版

本邦の『前立腺癌診療ガイドライン2023年度』が7年ぶりに改訂という記事を読み、さっそく確認してみる。 メディカルレビュー社が出版している前立腺癌診療ガイドライン 2023年版であり、日本泌尿器科学会が編集ということだ。発売日は2023年10月23日ということで書店にはまだでていないだろう。市内の図書館には当然、存在せず、2016年版も市内の図書館に一館のみにあったという状況だったので2023…

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季語:赤蜻蛉

季語に対するスタンスはいまだ決めきらず、そういった状況ではあるが、「赤蜻蛉」という季語より少し書いてみる。 平井照敏『新歳時記 秋』のP.228にはこう書かれている。本意 芒原をしずかに飛び、コスモスの花にとまったりして、いかにも秋にふさわしい季節感をもつとんぼである。例句としてあげられているものの中で以下の漱石の句をいいと思った。肩に来て人なつかしや赤蜻蛉 夏目漱石もちろんこの句は私が…

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