明石順平『全検証コロナ政策』

明石順平『全検証コロナ政策』角川新書を読み始める。どこでしったのか定かではないが、いまやコロナ禍は去ったことになった昨今、この表題に導かれての読書だ。 明石さんはブログ、モノシリンの3分でまとめるモノシリ話を開設している。 第一章 コロナの現実ということで、日本におけるコロナの現状が書かれている。 2020年、2021年、2022年の年ごとの新規感染者数、陽性率(新規感染者数/検査実施…

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やくしまるえつこ - わたしは人類

やくしまるえつこ - わたしは人類を聴く。 「進化を止めて」と繰り返すが、なぜか「止めないで」という繰り返す。 ラップ部分は意味ありげだが、ききとりと理解は難しい。 人類が滅び、新人類が出現し、そこに諦念と隠しきれない明るさがあり、それはそれで魅力的だ。 MV やくしまるえつこ - わたしは人類 ライブ映像 やくしまるえつこ『わたしは人類』(変異ver. at YCAM…

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小学校国語教科書における俳句単元の掲載句に関する課題

桑原武夫『第二芸術 ----現代俳句について----』で桑原武夫の学校の教育から俳句をしめ出すべしという提案がなされたと書いた。 当然のように俳句は国語教材から放逐はされることはなかった。 Google Scholarで検索し以下の論文をみいだした。 小学校国語教科書における俳句単元の掲載句に関する課題 人文科教育学会の発行する雑誌「人文科教育研究」の2022年 49号 pp.61-…

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桑原武夫『第二芸術 ----現代俳句について----』

俳句を第二芸術といい、学校の教育から俳句をしめ出してもらいたいと激烈に論じた桑原武夫『第二芸術 ----現代俳句について----』を読んだ。雑誌「世界」1946年11月号に発表されたものであり、他の論考7篇とともに講談社学術文庫にまとめられたものである。 俳句が作品として自立していないことの証左として作者名を記さないと、素人あるいは無名の人のつくったものと区別がつかないという。 それを例…

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寡分割照射法の臨床試験の結果(プレプリント版、正式版)

寡分割照射法の臨床試験の結果で私が参加したIMRT/IGRT併用寡分割照射法の第II相臨床試験の結果が学会で発表されたことを記した。その後、論文としていつ発表されるかGoogle Scholar で検索していたが、なかなか発表されず、いいかげん、疲れてきた。 本日、久々に検索し"This is a preprint; it has not been peer reviewed by a j…

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